こんにちは!
こどもが風邪を引いたようで、僕も貰っちゃって体調がイマイチです。
乾燥していますので、みなさんも体調にお気を付けください。
さて、デニムカーゴパンツですが現在全サイズ揃っております。
どんな感じに色落ちするのか見てもらおうと思います。
まずはブラック。
左が新品、右が数年着用したものです。
ブラックがグレーっぽい色になっているのがわかると思います。
生地のアップ写真。
このブラックカーゴパンツは、タテヨコどちらの糸もブラックです。
ブラックカーゴパンツの裏はこんな感じ。
ヨコ糸も黒なので、裏地も黒く見えますね。
ちなみにインディゴデニムはタテがインディゴ、ヨコが白。
そのため、ブラックカーゴパンツと違い、表と裏の生地の色が違います。
ちなみになんで、色落ちすると白っぽくなるのかというと、
右側の糸の断面図のように、糸の周囲は染まっているけど中が染まっていないからです。
これを中白(なかじろ)と言います。
色落ちは、洗濯や摩擦により表面の染まった部分が削れて中白が表面に出てくるためです。
インディゴデニムも、このように表面が削れて白色が表面にでてくる。
でも、すべてのパンツが中白かというとそうではありません。
糸の断面図の左のような、芯まで染まっている糸のほうがどちらかというと主流です。
芯まで染める方が、断然色落ちがせず耐久性があります。
色落ちしてほしくないパンツだと、芯まで染まったほうを選択します。
で、またブラックカーゴパンツの話に戻しますが、通常ブラックパンツは芯まで染まっている生地を選択することが多いです。
でも僕的には、インディゴデニムのかっこいい色落ちと並ぶ、かっこいい色落ちのブラックカラーパンツを作りたかったので、あえて色落ちする生地を選んで作りました。
ブラックからグレーにだんだんとパンツが変化していく。
インディゴデニムは、もちろんかっこいい色落ちをしてくれます。
新品の紺色が、こんなカッコいい色落ちになります。
両方ストレッチデニムを使っています。
ストレッチデニムはあんまりカッコいい色落ちをしないと言われますが、全然そんなことはないくらいカッコいい色落ちしますよ。
ストレッチデニムは生地を織る時に、糸をめっちゃピンと張って織るため生地に凹凸ができにくくフラットになります。
フラットになると、全体的に摩擦を受けるので良いタテ落ちがしなくなります。
たしかにシャトル織機で織った赤耳より色落ちは劣るかもしれませんが、十分かっこいい色落ちだと僕は思います。
ぜひみなさんも、釣りの現場で穿きまくってカッコいい色落ちをさせてくださいね!!
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