こんにちは!
毎日ブログを書いていると、ネタに困ってきます(笑)
今日は何にしようかと考え、初心にもどってロゴデザインのはなし。
THE BACK WATERの製品をお買い求め頂いている方は、多くの方がご存じだと思いますが改めて。
THE BACK WATERのこの矢印みたいなマークなのですが、上の写真にあるようにトレブルフックがベースとなります。
実はこのロゴですが、最初はなかったんです。
2015年に撮影した写真。
ご覧の通り、バックポケットに刺繍が入っていません。
2016年はじめに岡山の釣具屋「TRIBE」さんに営業に行き、取扱を開始していただきました。
そこに、岡山のC馬こと千葉潤一さん(バストーナメンター)が来られ、「ジーンズ良くてプロや有名な人が穿いてくれるようになっても、ジーンズに何もマークが入っていないと、せっかく良いジーンズなのにみんなに気づいてもらえないよ?」と。
たしかにそうだな~
数年後、千葉さんに助言貰ってロゴ考えたんですよ、と言ったら覚えてませんでした(笑)
どんなロゴにしようかなと悩んで、アートに詳しい人に意見を聞いてみようと思い、岡山県唯一の現代美術館「奈義町現代美術館」の館長に会いに行ってきました。
なぜ奈義町現代美術館なのか?というと、僕が大学のときにインターンシップに行った美術館だからです。
僕は、大学の専攻はファッションではなく、文化財修復関係の勉強をしていました。
まさか、その時は釣り用ジーンズブランドを作るとは思ってもいませんでしたが(笑)
ここが奈義町現代美術館。
館長の岸本さんに会いに行き、助言を仰ぎました。
すると、「ロゴは小学生でも描けるぐらいのシンプルなロゴのほうが覚えてもらえるよ」、と。
この話を今年会いに行ったときに話をすると、覚えてませんでした(笑)
たしかにシンプルロゴには納得。
僕が小学生のときでも、ナイキのマークは描けましたから。
ということで、ベースはシンプルロゴということに決めました。
あとは、釣り人に穿いてもらいたいジーンズだから、釣りに関係あるロゴ。
でも、見た目は釣りっぽく見えない。
でも、実は釣りに関係する。
釣りに関係する道具として、ロッド、リール、ライン、フック、ルアー。
いろいろ考えた結果、フックに決めました。
フックでも、シングルフック、ダブルフック、トレブルフックとありますが、トレブルフックを使うことに。
なんかこの角度がカッコ良かったんです。
でも、このままロゴにすると釣りってすぐバレちゃうので、シンプルにしてみようと考えました。
イメージとしては、こんな感じでバラシてシンプルに。
この角度でバラしたので、一番左のバーブは右向き、右2つは左向きなんです。
スプリットリングを通すアイの部分は、上下に二分割。
ちなみにアイと「i」を掛けてます(笑)
このような段階でTHE BACK WATERのロゴデザインは決まっていきました。
このロゴがパンツに入るようになったのは2016年の夏ごろ。
一番はじめにジーンズでこのロゴ刺繍が入るようになったのは、BW-103VM立体裁断ジーンズなんですよ~
それより前のジーンズは初回生産分はロゴ刺繡入ってません。
そのあと、再生産分より刺繍を入れていきました。
BW-103VMははじめにロゴが入ったジーンズということで、思い出に残るジーンズです。
ちなみに、ブランド名のTHE BACK WATERのBACK WATERですが、バス釣りしている人ならみんなご存じの、あのバックウォーターのことです。
ダムで釣りしている人は、絶対バックウォーター好きなはず(笑)
僕もバックウォーター好きで、カッコいい響きだな~と思ってたんです。
バックウォーターって、バス釣れるじゃないですか。
イメージも良いだろうし、魚が集まるバックウォーター、多くの人がブランドのバックウォーターにも集まってほしいと願いを込めてもいます。
ただ、バックウォーターというブランド名だと、固有名詞にならないのでザを付けました。
それでザバックウォーター。
ちゃんと他社と被らないようにチェックしました。
きちんと商標も登録済み。
商標とるときは、いろんな角度で被っていないかチェック。
意味が一緒になっても、突っ込まれることもあるから「後水(うしろみず)」でもチェック(笑)
無事、問題がなかったので、「THE BACK WATER」となりました。
以上、初心にもどりロゴデザインのはなしでした!!
ぜひロゴがはじめに入ったBW-103VM立体裁断ジーンズをチェックしてくださいね~
WEBストアはこちら⇩
https://thebackwater.thebase.in/items/4314944



