
こんにちは!
レギュラーシルエットデニムカーゴパンツのパターンが完成しました!
これからサンプルを作ります。
上の写真は、サンプルを作るための型紙。
サンプルは1点しか作らないので、型紙を生地の上に置き生地を手で裁断して縫製します。
量産も同じようにするのか?というと、さすがに1枚1枚型紙置いてカットはしません。
中には、まだそういう工場もあるかもしれませんが、、、。
量産のときは、大きなプリンターに型紙がプリンタアウトされた紙を長い生地の上に置きます。
ちなみに生地は50mあるので、5mぐらいで生地をミルフィーユ上に折り重ねていきます。
単純計算で5mだと10枚重ね。
そのうえに紙を置いて、重なった生地を一気に電動裁断機を使い手裁断します。
手裁断は、人の手で裁断ですが、大きな工場になるとコンピュータが自動カットしてくれます。
CAM(キャム)と呼びます。
豆知識として、ヴィンテージなどの赤耳(セルヴィッチ)デニムはコンピュータのCAMで基本カットできません。
なぜかというと、赤耳で一番大事な端の耳を必ず揃えないといけません。
CAMでもできるでしょ?と思うかもしれませんが、生地の幅が微妙に違ってきちんと端が揃わないんです。
金属だと幅1mを50mのロールにしても、最初から最後まで幅は1mです。
じゃデニムはどうかというと、最初と最後で幅が微妙に違ったりします。
なんなら途中もちがったり。
生地なので、しょうがないんです。
なので、赤耳デニムをCAMでカットすると、端が揃わないので基本手裁断です。
そういうのもあって、赤耳デニムのジーンズって高いんですよね~
話はだいぶ逸れましたが、現在のデニムカーゴパンツはスリムしかないです。
ガレージセールなどで、接客しているとスリムだと足がピタピタできついという方が割といらっしゃいます。
そういう僕もですが、、、。
ということで、スリムカーゴパンツに加えてレギュラーカーゴパンツも追加しようと思ってます。
ディテールはほぼほぼスリムカーゴパンツと同じようにします。
素直に作ります。
これからサンプル作成に取り掛かります。
あ、レギュラーシルエットの防風パンツはサンプル縫いあがったみたいで明日には手元に届く予定。
僕サイズでサンプル作ったので、めっちゃ楽しみです。
このクソ暑い中で、防風パンツを試着します(笑)