こんにちは!
今日は、今日も?最近は生産準備で色々とバタバタしております。
すべて一人でやっているので、けっこう大変。
手が回らないほど忙しいわけではないけど、あれやこれや準備する必要があります。
さすがに、縫製やパターンなどは外部に依頼しますが、工場の手配や付属手配、生地手配など色々することがあります。
この写真は原反(げんたん)です。
1巻きを1反(いったん)と呼びます。
1反はだいたい50m巻きです。
ときどき53mや55mなどもありますが、ほぼ50m。
あと50m乱(らん)というのも、見かけます。
50mで作るけど、伸び縮みで50m前後の生地になります、というときの表現。
生地の長さは50mですが、幅は生地によっていろいろあります。
ヴィンテージ生地の赤耳デニムの横幅は80㎝ぐらい。
幅が狭い生地で90㎝などはシングル幅、110㎝~120㎝が普通幅、140㎝以上がダブル幅と呼ばれます。
この生地幅の違いで、ジーンズの価格にかなり反映します。
80cm幅の赤耳デニムで長さ1m1000円と、148cm幅の通常デニムで長さ1m1000円があったとします。
たとえば普通のジーンズを赤耳で作る場合、1着に必要な生地面積は約2.5m。
1着にかかる生地値は、2.5m×1000円=2500円。
ダブル幅生地で作る場合、1着に必要な生地面積は約1.4m。
1着にかかる生地値は、1.4m×1000円=1400円。
生地の幅が違えば、1mあたり同じ価格の生地でも、1着作るのに1100円も違ってきます。
さて、生産準備をして工場へ持ち込みしてきたいと思います!!
今日は生産についての話でした~