
こんにちは!
今日は創業きっかけの話です。
というのも、毎日ブログ更新のネタがなくw
新作や新サンプルは現在工場にあるし、、、。
で、今日は創業きっかけの話。
僕は23歳~31歳がくるちょい前まで児島の老舗ジーンズメーカーに勤めていました。
一応、営業という仕事をしてました。
一応というのは、営業もやるし、商品企画もするし、生産管理もしてたので。
出荷もしてましたね~
ジーンズは昔から好きでした。
はじめて自分でジーンズを買ったのは中学2年でした。
お金を貯めて買ったリーバイスの502XXです。
もちろん復刻ですw
穿けば穿くほどカッコよくなるジーンズというものに魅了されました。
釣りに関しては、小学校3年の時には確実にやってました。
最初は父親と野池でマブナ釣りしたり、川でハエ釣りしたり。
ブラックバスは4年のときには友達とよく近所の野池へ通ってました。
ジーンズメーカーに勤めていたときももちろん釣りに行っていました。
ジーンズメーカーでの営業成績も悪いわけではなかったですが、このままで良いのかと考え始めたのは20代後半。
東京・大阪にも営業に行っていて、同じ歳くらいの社長や役員の人も何人もいました。
その多くがネットショップ販売。
これにはかなり影響を受けました!
これに加え、アパレル業界が売れなくなった~と言っている中でも趣味を絡めたアパレル(バイク・サイクル・キャンプ)などは好調でした。
ある日、朝一で野池に釣りに行き藪漕ぎをしたところ、ジーンズが朝露でかなり濡れて気持ち悪い思いをしました。
レインウェアを穿いてれば朝露で濡れないけど、日中になれば脱がないと蒸れるしめんどくさいな~と。
それだったらそもそも濡れないジーンズが作れないもんか?と考えました。
それを考える前にちょうどジーンズを加工している会社から撥水加工なるものを提案されていました。
2013年ごろだったかな??
ジーンズに撥水加工めちゃ面白い!!と思いましたが、その頃はジーンズなどのカジュアルウェアに撥水加工をするというより、アウトドアのナイロン素材などに撥水加工をするというのが一般的でした。今もですがw
すごく面白いと思ったので、営業の取引先にも持って回りましたが反応はイマイチ、、、。
どんな状況下で撥水加工が生きるのかもわからないし、カッパや傘があれば撥水加工は不要なのでは?みたいな感じでした。
ここで、朝露の中で釣りに行ったときに戻ります。
濡れないジーンズが作れないか?
あ、撥水加工をしたジーンズを作ればアングラーにとって便利なのでは??と。
そこで以前勤めていたメーカーで釣り用ジーンズブランドを作るということも考えていました。
ですが、釣り用のジーンズを作って本当に売れるのか??
年間で何億円売れるのか?採算が合うのか?どのくらいの期間でどの規模に持っていくのか?
基本的に企業に勤めていたら問われるところだと思います。
過去の経験上、もし生産化できたとして実績がすぐ出なければ1年経たずでそのブランドは、ハイ終了です。
厳しいですが、これが現実です。
それに加え、僕の愛する釣りジャンルのアパレルを作って、『やっぱり釣りジャンルなんて売れるはずないだろ!!』と言われるのも嫌じゃないですか、、、w
だったら会社を辞めて自分でブランド作って売っていこう!!と。
スパっと決めました!!
なんて言えばカッコイイですが、めちゃくちゃ悩みに悩んでいました。
毎日お腹が痛くて、会社に着くとまずトイレへ、、、。
月曜日には会議もあって、日曜日が終わると憂鬱。
月曜日朝は動悸、、、。
完全に病んでます、、、、。
そして妻に仕事の愚痴をいつもこぼしてました。
妻に自分の釣りアパレルブランド作って売っていきたいな~というのは話していましたが、いつまで経っても独立しない僕に『仕事辞めて早く自分のブランドすれば?』と言われましたw
たぶん僕の愚痴に嫌気がさしていたんでしょう、、、。
そんなこんなで会社へ退職届を出して、東京や大阪の取引先へ退職の挨拶と後任へ引き継ぎ業務をしてました。
ふと、大阪へ出張行っていた際、本町の取引先に行きました。
少し時間があったので、『そういえば本町に菊元さんのブログによく載っている石井館長がいるバスキャッチがあったよな~』と思い、お店へ。
すると、居ました石井館長!
そこで僕は石井館長に言いました。
『これからTHE BACK WATERという釣り人に向けたジーンズを作ります!!』と。
すると『めっちゃ、ええじゃないですか~』となったのが、石井館長との出会いでした。
そこから色々なプロアングラーとお会いでき、THE BACK WATERのジーンズを穿いて頂けるようになりました。
いままではテレビの向こう側のアングラーだった方と会えたのは本当にうれしかったです。
ざくっとですが、僕がTHE BACK WATERを始める前の過程から創業までの流れでした。
まだまだ書こうと思えばいくらでもありますw
ともかく、創業しないとお会いできなかった皆様と会えたのは僕の財産です!!
これからもアングラー目線に立って、流行りモノだからと安易にモノを作ったり、売れないからとすぐセールしたりすることのないブランドとして続けていきます。
創業のお金編やブランド認知度アップ編などもまた時間あるときに書きますね~