スリーレイヤー。

 

こんにちは!

 

現在、スリーレイヤーのパーカー試作中です。

 

スリーレイヤーとは3層構造のことで、このパーカーは表が綿のデニム、真ん中にポリウレタンフィルム、そして裏にナイロンという構造のものです。それぞれを接着して1つにした生地。

 

防水・防風の生地。

 

通常は表生地に綿のデニムを使うことはほぼありません。

 

だいたいは表生地には合成繊維のナイロンを使用ではないでしょうか?

 

なぜ表が綿のものがないのか?

 

まずは接着が難しいという点。全国でも綿にフィルムをくっつける工場はほぼないということです。

 

そして、表が綿のスリーレイヤーの必要性がないという点ではないでしょうか?

おそらくこちらの理由で接着する工場がないのだと思います。

 

 

表が綿だと、雨が降ると濡れるし、ナイロンに比べ重いのでアウトドア最先端の分野ではどうしても負けてしまいます。

 

 

しかし、表のデニムにスーパー撥水をかけることでだいぶその欠点が軽くはなります。

 

雨を弾くし、撥水するのでデニムが水を吸わず極端に重くなることはありません。

 

 

デニムの裏面はこんな感じです。

 

カッパのようにメッシュは付けていません。カッパにメッシュが付いているのは水にぬれるとカッパと肌がくっつくので、それを防ぐ役目があります。

 

しかし、この生地は3層目にナイロンを付けることで、とてもサラっとしていて濡れても肌にくっつくことはありません。

 

実際に大雨の中で釣りをしましたが、問題ありませんでした。

 

 

パーカーのうしろはこんな感じです。

 

2つ大きなポケットを付けています。これはスウェーデン軍のジャケットから参考にしています。

 

このポケットの下には、水が溜まっても抜けるように穴を設けています。

 

雨のオカッパリの際、バッグを持っていくとビショビショになるので必要最小限のタックルのみをこのポケットに忍ばせて釣りにいくと便利です。

 

先日の3連休の雨の中の釣行の際、そう思いました(笑)

 

ただ、もう少しポケットのサイズを大きくしたほうが良いかな~。

 

 

また肘部分などのよく擦れる部分は、ナイロン素材を重ねて補強しています。

 

 

最後に、ナイロンのパーカーより優れるのはやはり、

 

風合いがでる、という点ではないでしょうか?

 

デニムを使用しているので、使えば使うほど味がでます。

 

撥水が落ちると、カッパと同じように撥水スプレーをかけてケアもできます。

 

 

ただいま、計画中ですのでまた改良サンプル作って生産に向けて行ければと思います。

 

 

価格は4万円程になる見込みです^_^;

 

もちろんメイドインジャパン!!というか岡山生産!!

 

 

この価格にビビらない方、おもしろいじゃないか!という方はぜひご検討ください(笑)

 

在庫を持つ僕が一番ビビるので、事前受注でも取れればありがたいです。

 

 

ほしいと思う方の人数サイズを先に教えて頂き生産という形です。

 

その際は、みなさまよろしくお願い致します<m(__)m>