FISHING DENIM 縫製編。

こんにちは!

 

岡山は本日曇りでございます。先日までは雨の予報でしたが、雨は週明けからに変わりました。

 

おそらく、僕が週明け釣りに出かけるからでしょう。。。

 

すさまじく雨男なんです(笑)

 

 

 

さて、本日はFishiin Denimの再紹介最後となります。

 

最後は縫製についてです。

 

まず、縫製に使っている糸から。

 

この製品の糸にはコアー糸という糸を使っています。

 

 

 

これ結構こだわりなんです。

 

 

普通はスパン糸というものを使っています。

 

なにが違うか?

 

スパン糸というのは、ポリエステルを素材とした非常に強度のある糸のこと。

 

スパン糸を使ったデニムは生地が色落ちをしても糸は色落ちせず、生地の風合いと糸の風合いにギャップが生じます。

 

 

対するコアー糸は、ポリエステル芯を中心にして綿糸を巻いている糸です。

 

コアー糸を使ったデニムは、生地の色落ちとともに糸も色落ちをして、全体の風合いになじむという特徴があります。 

 

 

 

 

次に~縫製です!!

 

 

 

まずは、前見ウエストのVステッチ。ヴィンテージスペックと言われるものですね。

 

ウエスト下部をチェーンステッチで縫って、上部を本縫いしています。

 

これ非常に手間がかかります

 

通常はラッパという装置使い、一気にウエストを縫うのですが、これには二度行程になるので手間がハンパない♪

 

 

 

次に、裾チェーンステッチ。

 

ヴィンテージ好きは、裾上げして本縫いになることを嫌がるくらいの重要スペックです。

 

裾のアタリが写真のように斜めに走ります。本縫いはまっすぐです。

 

 

上の写真はチェーンステッチ。

 

 

 

 

これは本縫い(シングルステッチ)です。

 

あたりが斜めとまっすぐなのわかりますかね??

 

 

 

 

 

続いて、内股の縫製です。

 

 

 

 

通常ヴィンテージジーンズは巻き縫いではないのですが、この製品は巻き縫いをしています。

 

巻き縫いのほうが縫製強度があがります。

 

 

釣りってハードワークですもんね~!!

 

 

ただし~、

 

表から見たらヴィンテージの縫いと同じように見えるように内側ステッチは生地と同色にしています。

 

 

ちょっとしたこだわりです♪

 

 

 

 

以上、長きにわたってFishing Denimを再紹介させて頂きました。

 

Fishing Denimっていってもデニムとしてもかなりこだわってますよ~♪

 

 

 

 

 

感動の瞬間をともに、、、

 

THE BACK WATER